芸術を志す学生に幅広い視野と多様な価値観への理解を育む
教養教育では、芸術表現活動が深い教養に支えられたものとなるように、生涯にわたって自らを高める努力を怠らず、卒業後は社会人としての責務を自覚できるような優れた人材を育てることを目指しています。学生の興味を引きつつ深い教養とするために、どの教科科目においても、時代に即した事例・応用とともに各学問分野の本質を教授し、広い視野と多様な価値観への理解を促し「芸術大学にふさわしい教養教育」を展開しています。
カリキュラムCurriculum
多様な興味・関心と専門性を持つ学生が、一人ひとりの適性と必要性に応じた科目を主体的に選択し学修できるように、各学生は外国語科目を含めた全ての教養科目を、自らの関心や必要性等に応じて、在学期間中に自由に選択し学修することができます。
人文・社会 | 哲学/外国文化史/外国文学/西洋の古典文芸/異文化コミュニケーション/宗教学/西洋演劇論/日本史/西洋史/日本国憲法/心理学/人類学/芸術と諸科学/自由研究ゼミナールⅠ・Ⅱ/社会学 |
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自然科学 | 数学/基礎生物学/自然科学史/基礎物理学/基礎化学/自然科学とその周辺 |
外国語 | 英語初級/英語中級/英語上級/ドイツ語初級/ドイツ語中級/ドイツ語上級/フランス語初級/フランス語中級/フランス語上級/イタリア語初級/イタリア語中級/イタリア語上級 |
情報 | コンピューター基礎 |
保健体育 | 基本体育/身体運動演習/スポーツ・健康科学 |

劇作家ブレヒトの政治的な詩をレクチャーで紹介し、彼の協力者でナチ時代に亡命したユダヤ系の音楽家たちの作品を卒業生、大学院生が演奏。

ドイツ語教員が企画・翻訳・上演した戯曲『つく、きえる』。現代ドイツ劇作家R・シンメルプフェニヒが描いた〈フクシマ問題〉をめぐる問題作を、愛知県の演劇人の協力のもと、本学学生の生演奏を交えて上演。

イタリア語教員が推進するイタリア語・イタリア文化研修では約2週間、海外協定校のサレルノ大学で現地関係者と交流し、学習している。