2024年8月24日(土)
コレクション+ノットコレクション展 夢の中で
台風10号の影響を考慮し、8月31日(土)から9月1日(日)の対応について、以下のとおりお知らせします。
・午前10時までに暴風警報が解除された場合、平常どおり12時に開廊します。
・午前10時の時点で暴風警報発令中の場合、休廊します。
なお、暴風警報が発令されない場合も、天候の状況により開廊しない場合があります。
また、交通機関等の状況により、開廊時間が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
※最新の情報については、サテライトギャラリーSA・KURAウェブページをご確認ください。
SA・KURAウェブページはこちら
展示期間
2024年8月24日(土)~9月15日(日) 月曜休廊
開廊時間
12:00~19:00
会場
愛知県立芸術大学 サテライトギャラリーSA・KURA
住所: 〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-9-19成田栄ビル地下1階
観覧料
無料
概要
このたび、愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURAでは、本学の収蔵作品だけでなく収蔵品でない作品も交えた企画展示「コレクション+ノットコレクション展 夢の中で」を開催いたします。
「こんな夢を見た。」で始まる夏目漱石の『夢十夜』の第一夜では真珠貝で穴を掘り星の破片を標にした墓の傍で男が百年死んだ女を待ちます。この話のように、時間も空間も超えて現実との整合性なく展開する夢は、色彩を伴って脳内で映像として再生されるものの決して手の届かない意思も及ばない儚く不可侵なものであり、芸術家たちの創作にインスピレーションを与えてきました。
本展では、一本の塩ビパイプを原初として細胞が増殖するように毛糸やロープでモデリングして自立する形へと発展させていった内藤光穂の《せいちょう》や、自作の人形やオブジェで愛のゲームの一場面を作り見えないものをも描き出そうとカンヴァスに詳細に写し取った横山奈美の《アナタと私のラブゲーム》や、トラが木の周りをぐるぐると回りながらバターになった童話を金と黒の二色のみで大胆に表現した関口敦仁の《トラバター》など、作品の主題が夢であるかどうかは問わず夢のイメージに通じる作品を展示いたします。作品の全体やその一部の情景、色、形、雰囲気についていつかの夢で見たことがあるのではと思えるような、もしくはそれらが脳裏に焼き付いて今夜の夢で見てしまうのではと思えるような、そんな現実との間にどこか違和感のある作品をご覧にいれます。
詳細
問い合わせ
愛知県立芸術大学 芸術情報・広報課
- Tel
- 0561-76-2873(平日 9:00-17:30)