HOME

お問合せ

交通アクセス

日本語English

H26ハンガリー=リスト音楽院からの留学報告Vol.4

9b4b83db49346e5b15829e01f450dbde_M.jpg音楽学部 音楽科 器楽専攻ピアノコース 千葉 彩奈さん

7月9日に無事日本へ帰国しました。そのため、この報告書が最後の報告書となります。
4月から6月にかけては、国境を越えて様々な場所を訪れました。イースターにはウィーンへ行き、シェーンブルン宮殿前で行われていたイースターマーケットを訪れたり、楽友教会へバリトンの方のコンサートを聴きに行きました。ウィーンフィルの演奏はもちろんのこと、バリトンの方の歌が素晴らしく、忘れられないコンサートとなりました。そして、4月中旬からは私が1番楽しみにしていたブダペストの春の祭典!マツーエフのラフマニノフピアノコンチェルト3番やラーンキのモーツァルトピアノコンチェルト、エリーナガランチャのカルメンダイジェスト!などなど、毎公演約200円で様々な素晴らしいコンサートを聴きに行くことができました。このようなコンサートで毎度感動し、その度に音楽やっていて良かったなあと思いました。
そして5月は、毎週本番があったという本番ラッシュな月でした。ゴールデンウィークは伴奏の仕事でイタリアに行き、そのおまけにミラノを観光することができ、ミラノから帰ってすぐにミシュコルツというハンガリーの地方へ伴奏に行ったり...この本番で興味深い出来事がありました。チェロのオーディションだったのですが、出演者の1人が課題曲を伴奏をしてくれないかと本番直前に頼んできたのです!もう直前だったので、私は頷いたのですが合わせを一回もせずに本番を迎えたのは初めてでしたが、とても貴重な勉強をすることができました。そんな経験もヨーロッパならではないかと思います。
留学生活最後の月、6月。ここで私は1つ大きな挑戦を試みました。それは自分で企画し、コンサートをするということ。留学生活のまとめにコンサートをどうしても開いてみたかったんです。英語でのやり取りに大変頭を悩ませましたが、なんとか本番を迎えることができました。コンサート本番、演奏についても1つ壁を乗り越えることができたな、と感じることができました。その会場のピアノは実はバルトークが演奏したと言われているピアノで、そのようなピアノで弾くことができたことも良い思い出になりました。
最後に、レッスンについて。私がレッスンで非常に言われたのは、楽譜を隈なく再現するということです。当たり前だと思われるこの作業、でも実は奥が深く、楽譜を読めば読む度解釈が増えていきます。スラーの書き方1つでさえ、重要なパーツなのです。それに加え、1番大事なのは聴く人にどう伝わるかなのです。ハンガリーで学んだ、全身で音楽を感じ、奏でること、一瞬の油断は音楽にとってあってはならないこと、それらをやりとげる集中力が私には欠けています。帰国してからもその心は忘れずに、素敵な音楽を創り上げれるようになりたいです。


20151016_2_gakumuka.jpg

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)