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H28 台南芸術大学からの留学生

台南芸術大学(協定校)文博学院芸術史と芸術評論修士コース 趙 悦如さん

平成28年度前期の半年間、特別聴講生として愛知県立芸術大学 美術研究科 美術専攻 芸術学領域に在籍

大学時代から、いつか交換留学生として、外国へ赴き、自身の視野を広くしていきたいと考えていた。今年の春にその望みがかない、私は愛知県立芸術大学で交換留学生として勉学に励んだ。

私は修士論文で戦後現代の日本絵画に関わるテーマを取り扱いたいと考えている。台湾では、このテーマについて取り扱っている文献は少なく、実際に日本へ赴き資料を集める必要があった。今回の交流を通じて、文献調査のほかに多くの美術館を見学することができ、日本での経験が自身の研究に大きく寄与するものと確信している。


学園の生活

4月に私はこの学校に交換留学生としてやってきた。国際交流室に支援してもらいながら、少しずつではあるが私は日本での生活を慣れていった。写真1 愛知県立芸術大学入学式.JPG

交換留学生として大学の寮に3ヶ月住んだ。この期間中に管理人と寮生たちにお世話になり、充実した毎日を過ごすことができた。

入学式 の後、本格的な学生生活が始まった。芸術学の先生や生徒たちとともに「お花見会」 と「新入生歓迎会」に参加し、皆さんと話し合う機会が増えた。最も印象に残ったのは、歓迎会終了後に、生徒の家で二次会が開かれた時に、私も招待され気兼ねなく話すことができたことである。

ここの授業方式と台湾は大体同じであった。台湾の授業は50分、10分の休憩時間後で授業を続ける。修士の授業はもっと自由で、3時間の授業時は1回20分や1回10分の休憩をとる。

今回の交流で、私は主に指導教授とのミーティングと、学部の授業を聴講した。指導教授である小西先生はたくさんの文献を提供して下さり、論文についても多くの指導をもらい、色々勉強させてもらった。小西先生の推薦のおかげで、三重県立美術館の館蔵室に見学する機会をいただき、そこで私の研究対象である、諏訪直樹の作品を実際に見ることができた。また研究者の石崎さんとのインタビューを通じて、台湾では到底知ることのできなかった数多くの知見を得ることができた。


写真3 三重県立美術館.JPG

本田先生の日本美術史の授業も受講した。授業の中で、実際に絵巻を取り扱う機会があり、初めて絵巻を触ることができ、繊細な日本芸術を直に体験することができた。6月に岐阜県の願興寺 に訪れ、仏教芸術品と美しい古寺を見学することができた。

7月のはじめに日本での研究に関する発表を行った。先生と学生たちの参加してもらい数々のアドバイスを貰った。自分自身の勉強不足を改めて認識する機会となり、これまで以上に研究に努めようと心に決心した。



日本の体験

日本の生活の中で一番感動したのは、季節の移り変わりと通して種々多様な花々木々を見ることができたことである。この三ヶ月の内に、桜、牡丹、芍薬、藤の花、花菖蒲、バラ、紫陽花などを見ることができ、そのすべてが本当にきれいであった。

六月の時、サークルの活動を参加し、学生たちと一緒に阿寺の七滝まで歩いて行った。私たちは木彫家のアトリエを訪れて、丁重なおもてなしにうけた。また日本特有の初夏料理「流しそうめん」を食べることができた。



終わりに

外国人として、日本語が流暢でなく、また日本の礼儀についても知らないことが多く、皆さんが寛容な心で私と交流してくれたことに感謝してもしきれない。滞在期間中に、いつも先生たち、友達、日本の親切な人たちに多くの援助を受け、時には励ましの言葉を貰い、私は日本での巡りあわせに感謝している。皆さんのおかげで、勇気と元気を持って、異国の地である日本での様々な困難を立ち向かうこと出来た。またいつか、日本で知り合うことができた皆さんと再会する時までに、私は立派な研究者になることを望む。

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)