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H28ドイツ=ハンブルク音楽大学からの留学報告①Vol.7

音楽研究科博士前期課程 管楽器領域 加藤菜月さん

クリスマスマーケット.JPG

秋学期が始まり、再び日々の生活リズムを取り戻し始めた10月上旬のことです。街を歩いていると、デパートのショーウィンドウにクリスマスツリーやサンタクロースの人形が飾られている様子を目にしました。まだハロウィンすら迎えていないのに!とあまりの準備の早さに驚きましたが、当日に合わせて短期間だけハロウィン用に模様替えするのかな、ドイツのハロウィンはどんな様子になるのかな、と楽しみに待つことにしました。

しかし、変化のないまま時間だけが過ぎ、ハロウィンなど最初から存在しないかのような静けさと共に当日を迎え、何事もなく1日を終えました。仮装で身を包んだ若者が渋谷のセンター街に溢れ返ったりする日本とは違い、ドイツではハロウィンをイベントとして特に大きく取り上げたりはしないようです。その話題を耳にすることも、ほとんどありませんでした。

11月に入ると、玄関の扉に掛けられた可愛らしいリースやキラキラと光るイルミネーションが続々と登場し、街は瞬く間にクリスマス一色になりました。そして11月21日、ついにクリスマスマーケットが始まりました。ハンブルクの人々は、この時をずっと待ち侘びていたのだと思います。始まった途端、マーケットはいつも大賑わいです。

ハンブルクでは、10ヶ所以上の広場や通りでクリスマスマーケットが開催されています。名物である熱々のグリューワイン、チーズやソーセージ、カラフルなお菓子、ほくほくのパン、砂糖がかかったドーナツ、色とりどりの蝋燭、クリスマスを彩る飾りやくるみ割り人形など、マーケットでは様々なものを売る小さなお店が隙間なく並びます。他には、レストラン、ライブやゴスペルを行うステージ、スケート場、氷の滑り台、遊園地にあるようなアトラクションが設置されているところもありました。アトラクションは、その多くが小さな子どもを対象にしているにも関わらず、どれもおおよそ目を疑うほど高速で動いています。日本では考えられない程のスピードでぐるぐると回っている観覧車を見た時には、下から眺めているだけでもひどく恐ろしい気持ちになってしまいました。

ベルリンやシュベリーンといった別の都市のマーケットへも遊びに行きましたが、それぞれの場所に特徴や良さがあり、どこでも楽しい時間を過ごすことが出来ました。グリューワインが注がれるマグカップは、その年、そのマーケット限定のものが各所で用意されているようで、飲み終わると家に持って帰ることもできます。私は気に入ったデザインのものを見つけると決まって持ち帰り、部屋の隅に一つずつ並べて飾りました。

これから先、集めたマグカップを手に取ってはこのクリスマスマーケットの様子を何度でも思い出し、その度に私は幸せな気持ちになれることでしょう。



季節は完全に冬となり、中でもとりわけ厳しい寒さを伴う時期を迎えようとしています。年が明ける頃には残る留学生活が100日を切ってしまい、少しずつこの地を去る支度を始めなくてはなりません。限りある時間を一層大切に感じながら、日々を元気に過ごしていきたいと思います。

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)