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H28ドイツ=ハンブルク音楽大学からの留学報告①Vol.9

音楽研究科博士前期課程 管楽器領域 加藤菜月さん

ハインツマン先生と.JPG

2月中旬、ハインツマン先生クラスの学期末コンサートがありました。この時期は多くのクラスが同様のコンサートを開催しています。コンサートは一般の方々にも公開され、当日は満席になる程多くのお客さんが来てくださいました。

私は、シャルル・ケクランが作曲した『フルートとピアノのためのソナタ 作品52』を演奏しました。自分が表現したい曲の世界を少しでもお客さんに伝えられるような演奏をして、それを一緒に楽しみたい一心で吹きました。この曲を通してクリアすべき課題はいくつもあり、どれも私にとって難題でしたが、演奏中はそれらを気にしないようにしました。なぜなら、コンサートとは会場にいる全ての人と共に音楽を楽しむものだからです。

演奏が終わると、笑顔いっぱいのお客さんが沢山の拍手をしてくださいました。反省点や今後の課題はあるけれど、自分の演奏でお客さんと楽しい時間を共有することができて、凄く嬉しかったです。

今学期は、同じクラスの学生のレッスンを受ける機会もありました。ハンブルク音楽演劇大学には楽器の指導の様子を審査される試験もあるそうで、私はその試験と試験のためのレッスンの際に生徒役をやりました。レッスンをしてくれたのは、現在大学院の修士課程に在籍する私と同じ歳の学生です。私は彼女をとても尊敬していて、日頃のレッスンもよく聴講させてもらっていました。

レッスンでは、先生や私とは異なる視点から新しい提案をしてくれたり、それを一緒に試したりもしました。試験のためのお手伝いをする立場であっても自分にとって貴重な時間だと感じていましたし、指導者としての彼女の姿にも大いに刺激を受けました。



ハンブルクでの留学生活も、残り僅かとなってしまいました。この地で過ごした日々は、私にとってかけがえのないものとなりました。1年間指導してくださったハインツマン先生は、音楽、楽器、作品、奏法、どんなことでも丁寧に教えてくださり、優しく、厳しく、私を導いてくださいました。レッスンを受ける度に私は音楽をもっと好きになり、フルートをもっと好きになりました。先生と出会い、指導していただけたことを誇りに思います。先生がおっしゃった「コンサートで大切なことは、お客さんが演奏を楽しんでくれること、そして自分も演奏を楽しむことです。」というお言葉をはじめ、学んだこと、教えていただいたこと、この1年間のことをこれから先もずっと忘れないでいたいです。

ハンブルク音楽演劇大学へ留学することが出来て、本当に幸せです。留学の実現に力を貸してくださった方々、ハンブルクでお世話になった方々、日本から応援してくださった方々、全ての皆様へ心から感謝しています。

その気持ちを胸に、この留学の成果を今後の自分の演奏で発揮していきたいです。

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)