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H27ドイツ=ケルン音楽大学からの留学報告Vol.3

音楽研究科博士前期課程 鍵盤楽器領域 酒井黎子さん

ケルンに来てから早4か月、大学は夏休みに入りました。7月初旬には卒業試験が毎日のように行われており、よく聴きに行きました。ピアノ科のマスター(大学院)の卒業試験は、70分ほどの曲目を準備しなければならないそうで、とても大変そうでしたが、一人一人とても聴き応えのある演奏で、勉強になりました。また、室内楽を一緒にやっていたフルートの子の卒業試験では、彼女が一曲ごとに曲目解説をしながら演奏をしていて、プログラムノートもかなり充実したものでした。科によっては試験というより、お客さんも楽しめるコンサートの雰囲気が感じられました。

6月の初めに、ビザを取得しました。ビザを申請したのは4月の初めで、ビザができたらメールする、と担当の方に言われていたのですが、二か月経ってもメールが来ませんでした。心配だったので直接外人局に行ったら、既にできていて拍子抜けしてしまいました。連絡すると言っても連絡が来ないことはドイツではよくあるらしいです。とりあえず、取得できて一安心です。

6月28日に、リュッカー先生クラスの学内コンサートがあり、私も出演しました。久しぶりのソロのコンサートは緊張しましたが、ドイツで人前で弾ける機会はとても有難く、楽しく弾き終えることができました。ケルン音大の学内コンサートには、一般のお客さんがたくさんみえます。私たちのときも、とても温かい雰囲気で聴いて下さいました。ケルン音大で、様々な楽器の学内コンサートや、門下内の試演会を聴いて、各個人がそれぞれにしっかりとした個性を持っていることを強く感じます。また、レッスンでも先生が、「まだまだ大人しいからもっと大きく表現して」というようなことをよくおっしゃいます。個性とはどういうものなのか、一言で言えるものではないですが、自分の曲に対する考えをあいまいにせず、自信を持って伝えられるようになることからまず始めたいと思っています。

冬ゼメスターもリュッカー先生クラスに在籍できることになりました。次大学が始まるのは10月で、たっぷり時間があり、のんびりと夏休みを過ごしています。30℃を超える真夏日があったり、半袖では寒いと感じる日まで、気温差が激しいですが、カラッとした風はとても心地よいものです。

日本が恋しく感じるときも時々あります。そんなときは日本語の本を読んだり、日本人とおしゃべりしたりしています。また、デュッセルドルフ(ケルンから電車で30分)には日本食品専門店があり、日本の駄菓子まで売っています。ほとんどの品がかなり割高ではありますが・・・。先日はドイツ料理を食べにレストランに行きましたが、お店の人もお客さんもとても愉快でした。料理の味は濃い目で、食べ応えが充分あります。料理が運ばれてきたら、隣の席のお客さんが、「GutenAppetit! どうぞ召し上がれ!」と言って下さり、とても嬉しい気持ちになりました。日本ではこういう言葉掛けはありませんよね。またこの夏の時期、ケルン大聖堂では毎週火曜日にオルガンコンサートが開催されています。ケルン大聖堂は、見上げると首が痛くなるくらいの高さで本当に迫力があります。その大聖堂全体に轟々と鳴り響く演奏は圧巻でした。8月にはドイツでマスターコースを受け、冬ゼメスターの室内楽の曲も決まったので少しずつ準備を進めて行く予定です。また、ドイツ旅行もする予定なので、
ドイツでの夏を楽しみたいと思います。

20150807_1_gakumuka.JPG写真1
ドイツ料理と共に

20150807_2_gakumuka.JPG写真2
ケルンの展望台からの景色

20150807_3_gakumuka.JPG写真3
ケルン大聖堂

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)