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H27ドイツ=ケルン音楽大学(アーヘン校)からの留学報告Vol.1

d433202dd708ff711a72952d0a2b333a_M.jpg音楽研究科博士前期課程 弦楽器領域 加藤 志麻さん

ケルンにやって来て二か月程となり、町の雰囲気にもすっかり慣れました。最近は比較的暖かい日が続いていますが、陽は3時頃から沈み始めて5時にはかなり暗いです。私はWGといって1フロアを2人で住む学生のアパートに住んでいます。しかし、まだ空き部屋の住人はおらず、今のところ一人で暮らしています。家具が付いていない部屋だったので、机や椅子、ベットも先輩と友人に手伝って貰って作りました。自分で家具を組み立てるという感覚は全くなかったので、大変でしたが新鮮でした。
また、10月の中頃から語学学校にも行き始めました。日本でも勉強していたので文法など知識として知っている事はありましたが、実際話そうとすると感覚として言葉が出てこず、A1クラスの途中から通うことにしました。しかし、A1だからといって簡単な訳ではなく知らない事やよく理解していなかったことも納得しながら進めています。語学学校のクラスメイトは、韓国、ドミニカ共和国、ブラジル、シリア、チュニジア、アゼルバイジャンなど様々な国の生徒がいます。日本のように黙って授業を聴くというスタンスではなく、皆積極的に発言していて、最初はあまりの勢いに驚きました。分からない事、間違える事は恥ではなく、堂々と質問して問題を後まわしにしない姿勢は見習うべきだと思います。毎日朝の9時から12時15分まで授業なので、ハードではありますが、少しずつドイツ語が聞き取れるようになってきました。また、単語や文を話すことによって覚えられるので、今は自分の語彙力が増えていくのを感じられて学んでいて楽しいです。ですが、ネイティブが普通に話すスピードはとても早くまだまだ全然理解できませんし、門下生との会話も自分の言いたい事の半分も言えませんが・・。

20151130_gakumuka4.jpeg語学学校

20151130_gakumuka5.jpeg語学学校の近く

私が通っているのはケルンから電車で1時間程のアーヘンという小さな町にあるケルン音大の分校です。電車の車窓からは広大なドイツの景色が見え、毎回小旅行のような気分になります。
アーヘンには世界遺産である大聖堂があり、先日見に行きました。ケルンの大聖堂のように大きくはありませんが、西陽に写る壁一面のステンドグラスがとても幻想的で綺麗でした。また今はドームの前にある広場でクリスマスマーケットの準備がされています。アーヘンのクリスマスマーケットは有名だそうで、学校帰りに寄るのが楽しみです。

20151130_gakumuka7.jpegアーヘンのドーム

レッスンは、ハンス・クリスティアン・シュヴァイカー先生に教えて頂いています。10月の初めから今までほとんどスケールと基礎のレッスンです。スケールのレッスンといっても音程などの練習ではなく、自分の体をリラックスさせるテクニックを学んでいます。感覚的な事なので時間がかかり、なかなか一筋縄ではいきませんが次第に自分の音に変化が出てきていると実感しています。また先生はとても優しく丁寧に接して下さり、理解していない場合は例え話も交えて分かるまで何度も教えて下さいます。また、先生のクラスでは週に1回Klassenvorspielといって試演会があります。他のクラスメイトの演奏を聴くことは、とても刺激になりやる気の源となっています。レッスンの半分くらいは説明なので英語でないと理解するのが難しいですが、次回からはゆっくりのドイツ語でレッスンをお願いしました。練習室に関しては、ケルンの本校では何日か前から予約しても練習室が取れないことも多く、大変だと聞いています。ですが、アーヘンではいつもその日に行っても練習室は空いていて何時間でも使えるので助かっています。その上、私は自分の家でも練習できるので、練習室に関しては困ったことはありません。

20151130_gakumuka8.jpegレッスン室

また、こちらではとてもマイペースに事が進みます。ビザの申請に必要な賃貸契約書をいつまでたっても大家さんから貰えず、しつこくしつこく言い続け、ようやく11月の中頃に契約してくれました。日本のように1度言ったらやってくれる事は少なく(もちりろん、きちんとやって下さる方もいますが)、普通に忘れられるので、目上の方に何度も催促しては迷惑ではないかという感覚はここでは無くした方がいいなと感じました。
またケルンでは多くの演奏会があり、先日もブロムシュテットとウィーンフィルの演奏会に行きました。開演の1時間半前に販売される当日券で10€(!)で聴くことができ、ブロムシュテットが目の前にいる事や、もちろん演奏もとても感動しました。こちらにいる間、練習やレッスンの他にもできるだけ多くの演奏会や美術館を訪れたり、旅行したりしようと思っています。

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)