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H27イギリス=ロンドン芸術大学からの留学報告Vol.1

6ac120fd0b4b143822d7f317faca5711_M.jpg美術研究科博士前期課程 油画・版画領域2年 鵜飼聡子さん

*1. 授業・カリキュラムについて*
各留学生はポートフォリオ審査を経て4つの専攻に振り分けられます。2D,3D,4D,XDという種類があり、私は3Dへ入ることが決まりました。その後、1グループ15名のチューターグループ3つに振り分けられ、基本的にはそのチームごとに授業が行われます。
ちなみに各チューターグループに1人留学生が入るというシステムです。以外にもFineartはアジア人が少ない印象で、私のグループは私を含め2人で驚きました。実はまだ始まって一週間ほどで、基本的には各ワークショップの使い方説明の授業が多いです。
ただ、始まって4日目に朝から夕方までのプレゼン兼ディスカッションの授業があり、プレゼン資料を用意したりなど、慌ただしく過ごしておりました。

*2. 言語について*
当たり前ですが、日本語を使う場面がありません。
私は心配だったので少しだけ語学学校に通いましたが、大学は語学学校とは比べものにならないほどの語学力が求められます。正直理解できない場面が多いですが、会話で出てくるアーティストや哲学者、研究者など、皆の中で前提となっている知識をひたすら調べて知ることが一番理解の助けになると考えているので、努力あるのみです。LanguageCentreという組織が週に一度言語の授業を開いてくれるので、これから毎週通う予定です。

*3. 大学からのサポートについて(留学生に対して)*
日本語を使う人はおらず、初めの3日は膨大な量の大学カリキュラムの情報や、授業の登録の仕方、たくさんある組織(数学センターや語学センターなど)を理解することだけで精一杯という状況でした。ただ、入学前にwelcomedayという留学生対象のイベントがあり、すべてのロンドン芸大の留学生が集まったこともあり、同じ大学の友人を作るのにはとても良い機会でした。大学が大きいため、小さな問題は大体フルタイムの生徒に聞いたりすることが多いです。大学の職員は怖いですが、チューターの先生方はとても優しいので、質問をしたらちゃんともう一度説明してくれます。留学生だということで特別扱いされることはほぼ無く、かえってそれは突っ込んだ経験が初めからできるという意味で、とても刺激的です。

*<留学中の生活について>*

*1. 滞在都市の環境・様子*
ロンドンは思い立ったときに良い展示や作品がすぐに見に行けるという点で素晴らしい場所です。先日はFreezeArtfairに行き、知っているアーティストや有名なギャラリストがたくさんいたり、その場の雰囲気に圧倒されました。ただ、もちろんそういったものとは正反対に、街中ではたくさんのホームレスの方を見かけます。その落差に戸惑うことも多々あります。治安について、初めの2週間、かなりの広範囲を歩いて回りましたが、それほど治安が悪いと思う場所はありませんでした。ちなみにこちらの食材は安いので、自炊すれば日本より食費は安くすみます。日本のように飲み会の割り勘制度もないため、お金を気にせずフランクにPUBにいくことができます。ただ、交通費が恐ろしく高いので、新しいフラットは徒歩圏内の場所を探しました。

*2. オススメ*
無料の美術館が多く、それがなによりもすごい点だと思います。
(ロゼッタストーンやファンアイク兄弟の名画が無料で見れます!)
また、教会や大使館でもたくさんのコンサートや展示が開かれていたり、イベントも必ずどこかでたくさん行われており、芸術面では本当に恵まれた環境だと感じています。

*3. 注意すべき点*
限られた予算で、生活費を計算しながら使わなければいけないことでしょうか。
一度大学内でパスポートをなくした事件がありましたが、大事なものに対してちゃんと神経をつかうことなどを気をつけていれば大丈夫です。空気や水が違うので、1日で髪と肌がボロボロになりましたが、こちらで教えてもらった方法でケアをしたらすぐに治りました、日本との違いを楽しむ余裕があれば特にないと思います。

*4. 加入した保険について*
大学の学研災付属海外留学保険というものに入りました。これが一番安く、また大学で加入できるもので、手続きがほとんど必要ないので楽でした。ただ、こちらの大学で、CSMの生徒であれば医療サービスが受けられる、というものがあり、もしかしたらもっと安く済ませる方法があるのかもしれません。

*5. 滞在先について*
大学の寮はとても高いので、寺内先生の友人の友人という方のお宅にお邪魔し、フラットメイトとして1ヶ月過ごしました。ただ、その滞在中に2つめのフラットを探す、というのが想像以上に大変でした。現地の情報サイトで宿を探していましたが、常識外れな対応をされることや、下見に行ったら宿に難点があったりなど、宿探しは思うように進みませんでした。しかし、やっとジャマイカ人でイギリス出身の女性のフラットに転がり込むことができ、ホッとしております。ここから大学へは徒歩20分以内で、最高の物件です。

*6. 留学費用について*
すべての留学生は、月1030ポンド以上所持している証明がなければ、そもそも入国することができません。私の留学が完全に決定したのは5月だったので、奨学金はもう手遅れのものが多かったです。現在は、貸与の奨学金を貯めた分や、留学中継続貸与の奨学金、親や周りの方にお借りしたりと、かき集めたお金で生活しています。感謝の日々です。
来年以降の方からは少しでも、大学からの援助が出ることを祈ります。
もしTire4の正規学生ビザを持っていれば、制約はありますがアルバイトも可能です。
他の学生は日本同様、バイトをしながら来ている方も多いようです。

*7. 滞在許可(査証)取得について(注意点、苦労したこと等)*
イギリス留学の準備で一番厄介なものはビザの情報だと思います。実は今年の4月にビザの大幅な変更があり、せっかく知り合った先輩方の情報がすでに古く、新しく一から自分で調べる他ない状況でした。こういった変更は頻繁らしく、事前に自分の留学にあったセミナーが必ず東京のBritishCouncilというところで行われるので、それが最も新しく、正しい情報だと思います。現在は、半年程度の留学であれば、ShortTermStudentVisaかTire4(IELTSの一定のスコアが必要) のどちらかで留学できます。

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[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)