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H26タイ=チェンマイ大学からの留学報告Vol.2

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チェンライの茶畑
美術学部 彫刻専攻4年 南村 遊さん

5か月と言う、短い留学期間の半分が過ぎました。今回は、私がチェンマイ大学で取っている授業についてお話したいと思います。
チェンマイ大学は5年制の大学です。なので、学部生は1~5年生までいます。私は、4年生なので、チェンマイ大学でも多くの4年生の彫刻科の学生が取っている「彫刻6」と言う授業をとっています。この授業では、3つの彫刻作品を3か月のうちに提出しなければいけません。1つはパブリックな作品を、残りの2つは自由制作です。そのどれをつくるにしても、つくり始める前に、彫刻科教授陣へのプレゼンテーションを行い、制作開始への許可がおりないと制作し始めることができません。私は、このプレゼンテーションを英語で行いましたが、タイ語で行い、先生がたとコミュニケーションできるように準備しておくと、完璧だなと感じました。彫刻の多くの先生がたは英語を話せますが、作品の内容まで突っ込んだ話は、中々英語ではお互いに伝え合い、理解しあえることは難しかったです。

IMG_0372.jpgタイで「シン」とよばれるライオン像

さて、私が、制作を開始して強く感じたチェンマイ大学と愛知県芸の授業とのギャップは、求められる作品制作のスピードの違いです。チェンマイ大学では、とにかくスピードが求められます。お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、1つの授業で3か月以内に3つの作品制作を求められるのです。多くのチェンマイ大学の学部生は、この様な授業を4~6つ、半期に取っています。1つの授業で最低2つの課題提出を求められるとしても8~12の課題を約3か月のうちに提出しなければならないのです。どれだけスピードが作品制作にとって重要であるか、と考えるチェンマイ大学の姿勢がうかがい知れることができると思います。
このほかに、私は「タイ彫刻」という授業を取っています。県芸で言う日本美術の授業にあたるかと思います。タイの彫刻作品に限らず、絵画や宗教美術等も含めた、タイ特有の芸術を学ぶ授業です。座学の他に、タイ独特の油粘土に似た素材を使って作品をつくります。

IMG_0401.jpgタイで最も有名な彫刻家のつくっている寺院の一部

このように、チェンマイ大学と県芸では、当たり前の様ですが様々なことが違います。授業スタイルはもちろんのこと、扱う素材、制作環境、機材(細かく言うと、粘土の質や塗料などの質、それに伴う制作過程の違い等)など、日本で当たり前のことが、ここでは当たり前ではないのです。これは、言葉でわかっていても、現地で体感してみると予想以上に大きな変化です。よって、自分の技術や、考え方などを真っ新な状態で制作に取り組むことができます。日本での制作等に行き詰まりを感じている人であれば、必ず新しい刺激をここで得ることができるのではないかと思います。

[問い合わせ]

愛知県立芸術大学 学務課 学生支援・国際連携係
Tel:0561-76-2843
Fax:0561-62-0083
Mail:g-shien[at]mail.aichi-fam-u.ac.jp([at]を@に書き換えて送信してください)